2016年1月11日月曜日

『ちぎれた女 7(せぶん)

毎度毎度 何が起こるかわからない
毎度毎度 自分が一番楽しんでいる
終わった後は ぼーっとできる
終わるまでは どきどきしてる

広島に来て ヲルガン座で牧瀬さんのチラシを見て
その後 アビエルトで大槻さんに出会って 二人が繋がってるって知って
ホロホロストアで始まった

ホロホロストアの裏の洞穴で
「いつか これがナメクジの巣みたいになったらいいのに」って
大槻さんに言ったのを覚えている

振り返ってみたら 2014年1月から7回目
やる度に何かに導かれて 偶然 7回目の今回は最多の7名が舞台に蠢めく

「ちぎれた女って何ですか?」って聞かれることが多い
そこがとても気に入っている

「ちぎれた女ってなんだろう?」
考えてもわからないし わからないのがいい
でも いつも考えてる

日々の生活からはてしない妄想に至るまで
さりげないことから大袈裟なことまで

ちぎれた女はいまごろ巨大になって 山の向こうあたりをはいはいしてるかもしれない
ぷりぷり新たなちぎれた女を生み出しているかもしれない
こんな途方もない 愚にもつかない空想が堪らなく好きだ
布団に入ってからの 誰にも邪魔されない空想の世界が好きだ
どこまでも行ける どこへも行かなくていい

5回目から加わった宮原さんの存在感はとても面白い
彼女がライヴを観ながら描いてくれた作品をいつか展示したい
そして彼女はいつの間にやら ライヴに加わっていた
ぼくは嫌だった
三人にこだわりたかった
だが それがとても面白かった
ぼくはせっせと創造しているつもりだ
だが いとも容易く破壊され それはとても心地よいものだった
「なぜ ひとりでやらないのですか?」ともよく聞かれるが
まあ いつかやるんですけど…
これが人とやる第一の理由

音楽入れないのもこだわりだったけど 6回目から山本啓太くんが加わって
そんときはマノマニも加わってくれて またこれが心地よかった

5回目に観客として参加してくれたオカトモミさんは
「面白かったから」という理由で6回目にも来てくれて
そのままモデルとして花人間になってくれた

出演者がみんな 不可欠だからこそそこに立ってる
それがとても心地よく
今回はレインボウな七人で7回目の「ちぎれた女」を祝いたい

ちょうど昨日 そこかしこで見かけた とんどみたいに 続いていったらいいなと思いました

『ちぎれた女@アビエルト』

『ちぎれた女』

2016.1.16(土)

場所 カフェ・テアトロ・アビエルト
住所 〒731-0101 広島市安佐南区八木9丁目10-40
cafe-abierto.sakura.ne.jp

19:00 開場
19:30 開演
21:30 終演
〜懇親会

入場 3,000円(当日)
        2,500円(予約)
        1D付
予約問合せ先 090-1762-5179 
e-mail hatoritomohiro@gmail.com

出演
牧瀬茜(踊り子) 大槻オサム(役者) 宮原千恵(絵描き) 山本啓太(音楽家) Chiko Bird(パフォーマー) Tomomi Oka(モデル) 羽鳥智裕(華道家)
撮影
Eriko Komi(写真)

注:お車でお越しの方は、一報いただけますと幸いです。