2012年8月29日水曜日

「なんだかわからないけれど」

 
 
 
吊るされた精霊も(それは原爆資料館の模型の赤い玉でもあるし ひとりひとりの“まなこ”でもある) その真下にこさえた赤い池も 出演者・観客・スタッフすべて の “まなこ”の固まりを観ていた。
 
 
とても不思議な光景で それぞれが饒舌なようでいて どこかに判然としないものを抱えながら 酒を酌み交わす。
 
 
赤い池から繰り返し 穿り返される不明なもの。
 
 
“赤”は 不完全燃焼のまま。あらゆるものを繋いでいく。否が応でも繋がっていく。拒むことは出来ない。繋がれてしまったものは 元から繋がれていたから仕方が無い。
 
 
すると
“実を結んでいく”様があきらかになっていくみたいだ。
不思議だ
不思議だ
 

『ドゥエンデの寝ぐら』

 
 
 
不思議とアビエルトには“空き地・感”があって
 
 
 
幼少の頃に見た精霊が ぴったりとおさまっている
 
 
 
 
 
 

2012年8月25日土曜日

『ドゥエンデの寝ぐら』

2012.8.25(土曜日)

カフェ・テアトロ・アビエルトにて
広島市安佐南区八木9-10-40

2012年8月1日水曜日

『ドゥエンデの寝ぐら』

2012.8.25 土曜日

『ドゥエンデの寝ぐら』

開場 18:30
一部 19:00~
二部 20:00~


ヴァイオリン 谷本仰
オドリ/役者 大槻オサム
華道 羽鳥智裕


場所
カフェ・テアトロ・アビエルト
安佐南区八木9丁目10-40
JR上八木駅下車すぐ

前売り・予約 一般2000円 学生(大~小)1000円
当日 2500円(一般・学生共)

お問合せ/予約
tel 082-873-6068
E-mail email@abierto-cafe.com(アビエルト)


協賛
Panda flowers





~ドゥエンデの寝ぐら~


かつて あった土

かつて あった山

かつて あった森


かつて 人を宿し

かつて 人を鍛え

かつて 人を育て


いまや 土を貪り

いまや 山を削り

いまや 森を放り


帰るところを失い

柵の中に閉じ篭り

どこへ行こうという

失われた楽園に

遊ぶドゥエンデ


天も地も失っても

遺された肉は唄うか

遺された皮は干からびている

遺された骨だけがキリキリと鳴く


友よ

失われた友よ

おまえの為にも唄おう


友よ

失われた友よ

おまえの為にも踊ろう


友よ

.......