2012年3月26日月曜日

『新たなる航海』

3/25日曜日 明子38歳誕生日 朝 正恵ちゃんがアロフトで買ってくれたパンを食べ 昼 素麺をゴマだれで食べ 夜 ハンバーグとマッシュポテトと味噌汁 今月で広島での生活は一年経ち、息子は3歳になり、新しい生命が宿っている。 ぐらぐらと地震の揺れの中、過ごしてきた気がする。 わずか一年と思いきや、たくさんの出会いと別れ、発見と挫折、楽しいこと悲しいこと、こんなにも詰まった一年もなかなかない。 けれど、やはり“なるようになっている”。 そんな気がしてならない。 すべて、“初めから決まっていた”。 そんな気がする。 確固たる土に根差した生き方なのか、間にアスファルトをはさんでようやく陽を浴びているのか。 アスファルトや他の大きな植物の陰に大人しく隠れているのか。 我々は、そのどれかの一種のような気がする。 出来れば、“確固たる土”に根差していたい。 それは、いままでに積み重ねられた“時間”だろうか。 それとも、現実に起こった“事実”だろうか。 見ることも聞くことも、足を運ぶことも叶わないとしても、それを捉えることを可能とするものが、あるとすれば、それは、そうして日々、自分なりの“確固たる土”に根差した生き方しかない。 どれだけ人間で溢れようと、明確な答は動かない。 我々は、生きながらに思い知らされていく。 ようやく、公然とそんな話が出来るように舞台が整いつつあるのだろうか。 それぞれが、それぞれの、“神”について。