2011年2月18日金曜日

『アマンダのうた』

ラブリー
アマンダ
たいへん
ありがと

世界
感謝
大変
感謝

いきとしいきるはなはただいきているそのことは
生き抜く人々の儚き夢を映すもの儚き現映すもの

『芸能』

履き違え
にご用心
すべては
尽す為に
即自対自
愛は常々

2011年2月17日木曜日

『奉納』

今夜

知り合ったあの男は
今頃首を吊っている
わたしは醒めた人形(ひとがた)
デッドマンはゆすら
とぼとぼと一人歩き
今宵カムチャツカは
あるたいの月光浴に
綿花は笑いながらに
青く染めろよと唄い

2011年2月14日月曜日

『カスタード』

それでもたべたい今川焼
それでもたべたい今川焼
火曜定休っていったのに
火曜定休っていったのに
土砂降りの中行ったのに
三個食べよう思ったのに
もっともっともっともっと
点になれたら喰えるかな

2011年2月13日日曜日

2011年2月11日金曜日

『おえー』

おえーだよ
おまえには

『だいだらぼっち』

だいだらぼっち
だいだらぼっち
おまえはいる
だいだらぼっち
だいだらぼっち
ちりとなりて
だいだらぼっち
だいだらぼっち
おまえくろて
だいだらぼっち
だいだらぼっち
われらいきる
せんねんのとき
なんじいきる
まんねんのとき
なんじいきる
われそれくろて
われらいきる

『ねこまんま』

“心底冷える”というのを経験してはおられないでせう

2011年2月6日日曜日

『森に戯れる少年ふたり』

わたしは、その少年とともに、再び森へと分け入った。
かつてのその森よりも、丸みを帯びて球体を感ぜられた。
その森の入り口に酔いどれる悪魔は、何事かを呟く。
わたしは知らぬ素振りで、木々や枝葉を踏みしめる。
木霊が鳴り響き、森の中心部、“核”に呼応す。
わたしは、少年の手を引く。
少年は、何ももの言わず、わたしの手にぶら下がるようだ。
秘められた儀式のはじまり。
わたしは、少年にくちづけする。