2010年12月31日金曜日

『カリスマ』

『カリスマ』
〜おわらないいけばな展〜





二〇一一年一月八日(土)〜三十日(日)


HIGURE 17-15 cas

HIGURE 17-15 cas
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-17-15
09-3283-6216
JR山手線/京成線/日暮里・舎人ライナー日暮里駅 北改札口より徒歩六分
JR山手線/東京メトロ千代田線/日暮里・舎人ライナー西日暮里駅  西口より徒歩八分
※お問い合わせは“羽鳥(ハトリ)”まで!!!
090-1762-5179

※月曜定休。作家在廊-毎週末(8.9.10.14.15.16.21.22.23.28.29.30)+在廊可能日(12水.18火.19水.25火.)
作家不在(11火.13木.20木.26水.27木)
開廊時間11:00〜19:00

〜おわらないいけばな展は、日々、羽鳥と関わるひとびとが紡ぐ
“混沌の部屋(HIGURE一階部分)”と、
そうした日常から産まれい出る作品が並ぶ
“静寂の部屋(HIGURE二階部分)”から
成り立つ展示です。
皆様の“花”のお持ち寄りを心よりお待ち申し上げます。〜


皆様の一輪一輪が作品となっていきます。




サロン・パーティ

一月二十九日(土)
十六時〜二十二時
〜おわらないいけばな展-花サロン〜
十八時〜十九時
KADOH LIVE
『カリスマ』
“我、神の子らのため
我、花と我を捧ぐ”
KADOH
羽鳥智裕
TOMOHIRO HATORI
YOYA
BOUZOUKI

協力
HIGURE 17-15 cas
小倉正史アート塾
池内功和写真事務所
入場無料
この度の企画は、自主運営により執り行われているものです。皆様のご支援・ご協力により支えられています。寄付にご協力下さいませ。

KADOH
羽鳥智裕
TOMOHIRO HATORI

1978
2003〜2006 “JELLY CRIMSON HAREM”と名乗るアート集団を率いる。
『春の毒 〜めくるめく夜のあとのためいき』
『WHITE WHITE WHITE WHITTY』
『GOD GOLD GLAMO(U)ROUS』
三部作。
音楽、書、ダンス、演劇、絵画、あらゆるジャンルを取り入れたショーを開催。

2007〜2010 写真家・池内功和、音楽家・YOYAとの共同製作(活動)を開始。
現在、大野一雄&大野慶人親子+初海外ベルリンを経て『カリスマ』をテーマにKADOHする。
「より、造形的な“華道”×より、“舞踏”するKADOH。」


YOYA
BOUZOUKI

●yoyahttp://www.yoya.xii.jp/

ギリシャギター(BOUZOUKI GUITAR)演奏家、ギリシャ楽団ビーシェに参加し、
ギリシャ大使公邸、日本エーゲ海学会の演奏会に出演、ソロ転向後、ギリシャ音楽とギリシャ神話の伝承・つなぎ手として、ギリシャギターと神話詩朗読の演奏活動をする。また、詩人、ダンサー、華道家、異種ジャンルとのセッションも展開中。CD「KERYKEION」   タワーレコード・HMV・ Amazonに
て好評発売中。



〜おわらないいけばな展では、“花”のお持ち寄りを厚く願っております。〜
羽鳥智裕

2010年12月27日月曜日

『マグマ〜カリスマ』






我は
カリスマ
神よ
我に従え
我は
カリスマ
我は
悪魔なり
我は
カリスマ
星よ
教え給え
我は
カリスマ
何人
カリスマ
我は
カリスマ
何人
カリスマ








2010年12月19日日曜日

『マグマ後』

未来が真っ暗闇でもいいわ

その先が崖であろうと

わたしにはあなたの

灯火があるの



黒い雨が降り注いだ七日間



空はいまや清々しく

新たな息吹がそこここで

カリスマの誕生を待つ





2010年12月10日金曜日

『マグマ 2010.12.11』






この時代に、ずっと閉じ込められて来た感情(マグマ)を解放せよ。

それは、漁火の如く闇の彼方に連なる。

わたしは眼をつむる。

うっすらと

ぼんやりと

浮かぶのはあなただ。

手に取るように、はっきりとわかるよ。

わたしはあなたを愛している。ずっとずっと遥か遠い未来を越えて。





感情という人間の生命力を司るものは、いつしか風化してしまうものなのか?

頭で情報交換をする感情の交換がしにくい時代になった。

いや、むしろ感情がいらない時代に流されている。

直接、言葉をかわし伝えられないものは、

身体で表現するアナログ(リアル)な伝達方法が減少している。

原始からつづく感情、それは表には出ない血液と同様に体内で蠢いている。



地球の根源的なエネルギー、

「マグマ」

をとおして、生命の感情を再確認してみる。









TOMOHIRO HATORI
KADOH
&
YOYA
BOUZOUKI



『マグマ』



HIGURE


HIGURE 17-15 cas
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-17-15
09-3283-6216
JR山手線/京成線/日暮里・舎人ライナー日暮里駅 北改札口より徒歩六分
JR山手線/東京メトロ千代田線/日暮里・舎人ライナー西日暮里駅  西口より徒歩八分







●yoyahttp://www.yoya.xii.jp/

ギリシャギター(BOUZOUKI GUITAR)演奏家、ギリシャ楽団ビーシェに参加し、
ギリシャ大使公邸、日本エーゲ海学会の演奏会に出演、ソロ転向後、ギリシャ音楽とギリシャ神話の伝承・つなぎ手として、ギリシャギターと神話詩朗読の演奏活動をする。また、詩人、ダンサー、華道家、異種ジャンルとのセッションも展開中。CD「KERYKEION」   タワーレコード・HMV・ Amazonに
て好評発売中。











○羽鳥智裕
KADOH

『“地球”にとっての芸術品である“花”が、
わたしに言うのだ。
「真似してごらんなさい...」と、
“いけばな”は“自然”の“再現”である。
“わたし”によって、“手折られた花”は、
“わたし”とともに“生まれ変わる”のだ。
“新たな生命”へ。
“手折るわたし”は、
“マグマの先端”に触れているのだから。
“手折られる花”は、
“マグマ”の先端に触れているのだから。』
2010年11月20日







ベルリンより帰国後一発目っす。

空っぽだったからやらなかったっす。

また

『マグマ』満タンになったからやるっす。

おれの“特別な場所”が舞台っす。





来い












『未来』





第5楽章
『未来』
〜朝〜


朝だ
光が満ちていた光が充満している世界だ
わたしは粒子に溶け込む未来だ
わたしは両手広げ無邪気に朝を迎える未来だ
わたしはなにもかも未知のもの
昨日などという概念はなくただただ未来が突進し貫く
わたしは樹木のようだ
わたしは舞い散る葉のようだ
わたしは花である
わたしは神だ
わたしはあなただ
わたしは
竪琴だ
わたしは
指揮を執る
わたしは
号令となる
わたしは
稲妻で
あなたが
雲のようだ
わたしは
ヴァギナだ
あなたは
乳房にぶら下がる爬虫類のように醜い
わたしは
建築物
わたしは
グロテスクな建築物
過去は
醜い爬虫類のようだ
あなたは
醜い爬虫類のようだ
わたしは
両性のグロテスクな建築物
わたしは
喉が渇いて仕方のない両性のグロテスクな建築物

朝よ朝よ朝よ

止めどない光の粒子の果てない無限の自然の叫びの凝固

朝よ











『漆黒の彼方』







第4楽章
『漆黒の彼方』
〜闇〜


そして
闇が訪れた
わたしはさらに
眼を閉じ闇を被せた
漆黒の彼方音速の軌道
果てない銀河に張りつめた
音の無い音に耳を澄ます
ありもせぬものを
そこに見せん
がため







『太陽の迷宮』





第3楽章
『太陽の迷宮』
〜噴火〜


一筋の光
それは迷宮
迷宮への入口

迷宮で赤い水晶の月に触れるとき
包み込まれる様に冷えきった肌に
救いを待ちつづけたそれを授かる

そして

一面の黄金色の雪景色







2010年12月6日月曜日

『赤い水晶の月』








第2楽章
『赤い水晶の月』
〜海〜



海の底
太陽の迷宮
僅かな朝の欠片
恐竜たちは
ねむる

砂漠に純白の泥人形
それは山脈 美しい丘陵

赤く冷たく燃ゆる水晶の如き煌めきを備えた月のその切れ味

月が砂漠に帰る頃
砂漠は海へと変貌す

悪魔は去り
女神は水に還り
鉄屑も沈没船も泳ぎだす

わたしが
心待ちにした祭典
水面は月の都
光と水が交わり合い
音を奏でる様

やがて月は海の底深く沈みゆく





『純白の惑星』








第1楽章
『純白の惑星』
〜砂漠〜


砂漠
そこは星屑の墓場

時折鉄屑も純白に横たわる

悪魔が女神を売り歩く

わたしはそれをただ黙って見つめる

ミイラは
砂漠の果ての岬で陽の沈みゆくのを臨む

少女は
薄暗い屋根裏部屋で乾いた心でそれを眺める
少女は
自分が人形であることをとうに忘れている

花嫁は
その家の台所で背伸びをし
その台所の窓からは燦々と朝の陽

家の外には一頭の山羊

わたしは
長らく雲を見ていない
雨も長いこと降らない
純白は乾ききっている

乾いた沈没船 乾いた空

みな
乾いた
純白の惑星

わたしはただ見つめる





2010年12月2日木曜日

『光速の生命』






第0楽章
『光速の生命』
〜冥王〜

六十億の魂が
この銀河にばらまかれたその日

その日わたしは
ついぞ返ることなく腐りゆく仲間の無惨な死に様を見つめていた

他の仲間達は
振り返る余裕などなく必死で光を求めたのだった

わたしは
その死に様を見届ける必要があるのを知っていた

かれらが
放射されることないその熱を持て余し
ぶすぶすと悲鳴の如き音をたて死んでゆくのを

わたしは
それを見届けた後
いまこうして在るのだ



Symphony #0
『LIFE IS SPEED OF LIGHT』
ΑΙΔΗΣ




2010年11月22日月曜日

『マグマ』





TOMOHIRO HATORI
KADOH
&
YOYA
BOUZOUKI



『マグマ』



HIGURE


HIGURE 17-15 cas
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-17-15
09-3283-6216
JR山手線/京成線/日暮里・舎人ライナー日暮里駅 北改札口より徒歩六分
JR山手線/東京メトロ千代田線/日暮里・舎人ライナー西日暮里駅  西口より徒歩八分







●yoya
http://www.yoya.xii.jp/

ギリシャギター(BOUZOUKI GUITAR)演奏家、ギリシャ楽団ビーシェに参加し、
ギリシャ大使公邸、日本エーゲ海学会の演奏会に出演、ソロ転向後、ギリシャ音楽とギリシャ神話の伝承・つなぎ手として、ギリシャギターと神話詩朗読の演奏活動をする。また、詩人、ダンサー、華道家、異種ジャンルとのセッションも展開中。CD「KERYKEION」   タワーレコード・HMV・ Amazonに
て好評発売中。











○羽鳥智裕
KADOH

『“地球”にとっての芸術品である“花”が、
わたしに言うのだ。
「真似してごらんなさい...」と、
“いけばな”は“自然”の“再現”である。
“わたし”によって、“手折られた花”は、
“わたし”とともに“生まれ変わる”のだ。
“新たな生命”へ。
“手折るわたし”は、
“マグマの先端”に触れているのだから。
“手折られる花”は、
“マグマ”の先端に触れているのだから。』
2010年11月20日







ベルリンより帰国後一発目っす。

空っぽだったからやらなかったっす。

また

『マグマ』満タンになったからやるっす。

おれの“特別な場所”が舞台っす。





来い